1軍の救世主に…?2025年、ファームで覚醒している野手6人。ブレイクの兆しを見せる選手たち
2025/06/03
産経新聞社

プロ野球 最新情報
一軍、二軍の入れ替わりが頻繁に行われるプロ野球では、ファームで活躍すると一軍に昇格するケースが多い。チーム事情などが影響し、一軍に上がれないケースも起こり得るが、今季も二軍で圧巻の成績を残している選手がいる。今回は、ファームで好成績を残しており、一軍昇格が期待されている野手を紹介する。
百﨑蒼生
・投打:右投右打
・身長/体重:179cm/74kg
・生年月日:2005年9月11日
・経歴:東海大熊本星翔高
・ドラフト:2023年ドラフト4位
高卒2年目で抜群のパフォーマンスを見せている百﨑蒼生。今季は一軍、二軍の入れ替わりが多い阪神タイガースなだけに、一軍出場が期待される。
東海大熊本星翔高から、2023年ドラフト4位で阪神に入団。高卒1年目の昨季はファームで74試合に出場し、打率.185、1本塁打、10打点と苦戦した。
それでも、高卒2年目の今季は打撃好調で、3月・4月は打率.342。出塁率も.420という高い数字を残し、阪神が選ぶ「球団選定ファーム3・4月度月間最優秀選手」に選ばれた。
その後も勢いは止まらず、打率が一時.347にまで上がった。若手起用も目立つ藤川球児監督のもと、一軍デビューを果たしたい。