多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 衝撃の移籍に…? 2対1の“電撃トレード”を経験した選手(2)ロッテのエースがまさかの放出

衝撃の移籍に…? 2対1の“電撃トレード”を経験した選手(2)ロッテのエースがまさかの放出

2025/06/09 NEW

text By

photo

産経新聞社



(左から)岡島秀樹、谷佳知、波留敏夫

プロ野球 最新情報

 活発にトレードが行われるようになった近年の日本プロ野球。今季も福岡ソフトバンクホークスの砂川リチャード、読売ジャイアンツの秋広優人・大江竜聖のトレードが大きな話題を集めた。一般的には1対1のトレードが多いが、複数選手が組み合わさってのトレードも過去に存在した。今回は、2対1のトレードで移籍した選手を取り上げたい。

清水直行

ロッテ・清水直行
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1975年11月24日
・経歴:報徳学園高 – 日本大 – 東芝府中 – 東芝
・ドラフト:1999年ドラフト2位
 
 エースとして千葉ロッテマリーンズを支えた清水直行も、トレードでの移籍経験がある。
 
 社会人野球の名門である東芝府中から東芝に移籍し、1999年ドラフト逆指名でロッテに入団。
 

 
 プロ3年目の2002年に頭角を現すと、同年は31試合に登板。防御率は4.56と高い数字になったが、最終的に14勝をマークした。
 
 2003年は28試合に出場しキャリアハイの15勝、防御率3.13の好成績をマーク。キャリア唯一となる200イニング以上の投球回(204.1回)を記録した。
 
 その後もロッテに在籍した10年間で2桁勝利を5度達成するなど、チームの柱として活躍し続けた清水。
 
 2008年オフに2年契約を結んだが、2009年のシーズンオフに那須野巧、斉藤俊雄とのトレードで横浜ベイスターズ(現・DeNA)へのトレードが発表。契約を残してのトレードは大きな話題を集めた。
 
 横浜では移籍初年度こそ10勝をマークするも、2011年はわずか2勝止まり。そして2012年は一軍登板なしに終わり、戦力外通告を受けた。

 

 
【関連記事】
衝撃の移籍に…? 2対1の“電撃トレード”を経験した選手(1)
衝撃の移籍に…? 2対1の“電撃トレード”を経験した選手(3)
衝撃の移籍に…? 2対1の“電撃トレード”を経験した選手 全紹介

 
【了】



error: Content is protected !!