衝撃の移籍に…? 2対1のトレードで移籍した経験がある選手6人。球界を驚愕させた大物選手たち
2025/06/08 NEW
産経新聞社
谷佳知
・投打:右投右打
・身長/体重:173cm/77kg
・生年月日:1973年2月9日
・経歴:尽誠学園高 – 大阪商業大 – 三菱自動車岡崎
・ドラフト:1996年ドラフト2位
ヒットメーカーとして、プロ野球界を代表する存在だった谷佳知。それだけに、トレード移籍は衝撃的なものだった。
三菱自動車岡崎から1996年ドラフト2位でオリックス・ブルーウェーブに入団した谷は、ルーキーイヤーから101試合に出場。打率.272を記録し、即戦力としての期待に応えた。
2003年は137試合の出場で打率.350、21本塁打の成績に加え、189安打をマーク。初の打撃タイトルとなる最多安打王に輝き、トップ選手に名乗りをあげた。
しかし、翌年以降は怪我の影響で成績が振るわず、2006年オフに読売ジャイアンツとのトレードが発表。決して一軍での実績が豊富とは言えない、鴨志田貴司、長田昌浩とのトレードだった。
移籍1年目は141試合に出場し、打率.318と復活を印象付けた谷。その後は規定打席に到達するシーズンはなかったが、2009年、2010年に劇的なグランドスラムを放つなど、随所に存在感を発揮した。
2014年からはオリックスに復帰し、プロ通算で1928安打を記録。2015年限りで現役引退を表明した。