レギュラー“剥奪”に!? プロ野球、不振に苦しむ主力選手6人。スタメン落ちもある選手たち
2025/05/26
産経新聞社
木浪聖也(阪神タイガース)
・投打:右投左打
・身長/体重:179cm/81kg
・生年月日:1994年6月15日
・経歴:青森山田高 – 亜細亜大 – ホンダ
・ドラフト:2018年ドラフト3位
昨季から攻守で苦しんでいるのが、阪神タイガースの木浪聖也だ。
社会人野球のホンダから2018年ドラフト3位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーに早くも遊撃のレギュラー格となり、113試合出場、打率.262、4本塁打、32打点と及第点の働きを見せた。
しかし、その後は中野拓夢の入団もあり、出場機会が減少。2022年は41試合の出場にとどまった。
それでも、翌2023年は中野の二塁コンバートもあり、再び正遊撃手として君臨。同年は自己最多の127試合に出場し、打率.267、1本塁打、41打点、20犠打の活躍で、ベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
しかし昨季は、116試合に出場したものの、打率.214と大きく成績を落とした。今季も先発出場を続けたが、4月19日の広島戦でまさかの3失策。攻守で精彩を欠き、以降は小幡竜平にスタメンの座を明け渡した。
だが、小幡の故障離脱に伴い、5月15日のDeNA戦からスタメンに返り咲いている。首脳陣の信頼を取り戻し、その座を不動のものとできるか。