レギュラー“剥奪”に!? プロ野球、不振に苦しむ主力選手6人。スタメン落ちもある選手たち
2025/05/26
産経新聞社

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競争の激しいプロ野球の世界では、レギュラーとして出場する選手も結果を残せなければ、そのポジションは簡単に奪われる。特に今季は、各球団でスタメンとして起用されてきた選手が、不振に苦しんでいるケースも多い。ここでは、今季はスタメンの座が危ぶまれている前年のレギュラー選手を紹介する。
坂本勇人(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/86kg
・生年月日:1988年12月14日
・経歴:光星学院高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
長らく不動のレギュラーとしてチームを牽引してきた坂本勇人。近年は成績を落とし、世代交代の波に飲まれようとしている。
2006年高校生ドラフト1巡目で読売ジャイアンツに入団すると、高卒2年目の2008年に正遊撃手に定着。早くからチームの中心を担った。
2016年には首位打者(.344)と最高出塁率(.433)を戴冠。2019年には全143試合出場、打率.312、40本塁打、94打点と傑出した成績を収め、最優秀選手に輝いた。
2022年は度重なる故障により、83試合の出場にとどまったが、三塁にコンバートされた翌2023年は打率.288、22本塁打を記録。
昨季は打率.238、7本塁打、34打点と成績を落としたが、ゴールデングラブ賞に選出された。
しかし今季は、開幕から低空飛行が続き、4月15日に一軍登録を抹消。岡本和真の離脱もあって再昇格したが、結果は残せず、再び二軍調整を命じられた。2025年は通算2500安打の達成も期待されていたが、厳しいスタートとなっている。