井上監督に評価されず…?中日、前年から1軍出場がない選手(2)立浪監督時代に“ドラフト指名”も…?
2025/05/31
産経新聞社

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2025年シーズン開幕からまもなく2ヶ月が経過するプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しているが、二軍暮らしが続いている選手にとっては、大きなチャンス。是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない中日ドラゴンズの選手を紹介したい。
加藤竜馬
・投打:右投両打
・身長/体重:185cm/102kg
・生年月日:1999年5月13日
・経歴:大阪偕星学園高 – 亜細亜大 – 東邦ガス
・ドラフト:2023年ドラフト6位
ルーキーイヤーの昨季は即戦力と期待されるも、一軍での登板を果たせなかった加藤竜馬。プロ2年目の今季は野手に転向し、育成選手として再スタートを切った。
亜細亜大では3年秋にリーグ戦デビューを果たしたが、目立つ実績を残せず。それでも、東邦ガスでは最速154キロ右腕として注目を集め、2023年ドラフト6位で中日ドラゴンズに入団した。
しかし、ルーキーイヤーの昨季は右肘の故障もあって、一軍登板なし。二軍でも9試合登板、防御率6.48と低迷した。
そんな中、昨季まで二軍で指揮を執っていた井上一樹監督に身体能力の高さを買われ、野手転向を打診された。同年オフに育成契約を結び、外野手としてプレーすることを決断。
野手転向初年度の今季は、ここまで二軍で13試合に出場し、打率.143(28打数4安打)、2打点の数字。思うような結果は残せていないが、抜群のポテンシャルを秘めるだけに、今後の飛躍に期待がかかる。
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