今オフの“去就”は? プロ野球、2025年FA市場の注目選手6人。FA権取得見込みの選手たち
2025/05/21 NEW
産経新聞社
中川皓太(読売ジャイアンツ)
・投打:左投左打
・身長/体重:183cm/86kg
・生年月日:1994年2月24日
・経歴:広島・山陽高 – 東海大
・ドラフト:2015年ドラフト7位
今季は復活を印象付けている中川皓太。2025年は国内FA権の取得が見込まれており、FA宣言となれば、争奪戦になり得る存在だ。
東海大から2015年ドラフト7位で読売ジャイアンツに入団すると、プロ4年目の2019年に67試合登板、4勝3敗16セーブ17ホールド、防御率2.37と大ブレイク。以降も勝ちパターンの一角を担い、ブルペンを支えた。
2022年は腰痛の影響で一軍登板なしに終わったが、翌2023年は44試合登板、1勝4敗14セーブ17ホールド、防御率2.08と復活。
ところが昨季は、左膝痛の影響で開幕早々に戦線離脱。その後も状態が上がらず、15試合の登板で防御率8.76と不本意な結果に。
それでも今季は、4月上旬に一軍へ昇格すると、開幕から11試合連続無失点を記録。ここまで防御率1点台と抜群の安定感を誇っている。
近年は故障に泣くシーズンもあったが、リリーフ左腕の中でも実績は12球団トップクラス。今オフは動向が注視されそうだ。