今オフの“去就”は? プロ野球、2025年FA市場の注目選手6人。FA権取得見込みの選手たち
2025/05/21 NEW
産経新聞社
山岡泰輔(オリックス・バファローズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:172cm/68kg
・生年月日:1995年9月22日
・経歴:瀬戸内高 – 東京ガス
・ドラフト:2016年ドラフト1位
昨季は故障に苦しみ、国内FA権の取得を逃した山岡泰輔。今季も出遅れたが、巻き返しが期待されている。
東京ガスから2016年ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団。ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着し、8勝をマークした。
プロ3年目の2019年には26試合登板、13勝4敗、勝率.765、防御率3.71と傑出した数字を残し、最高勝率のタイトルに輝いた。
その後は登板数を減らしたが、2023年は先発、中継ぎの両軸で31試合登板、2勝1敗3セーブ8ホールド、防御率2.30の好成績を記録。
しかし昨季は、右足の違和感を訴えて出遅れ、6月には右肘のコンディション不良に。故障に苦しみ、わずか6試合の登板に終わった。
今季は、2月下旬から約3週間活動を自粛したが、5月6日に一軍へ昇格。ここまで4試合の救援登板で、防御率6.23の成績となっている。
また、同月15日には国内FA権を取得した山岡。まずは本来の安定感を取り戻し、チームのブルペン陣に欠かせない存在となりたいところだ。