今オフの“去就”は? プロ野球、2025年FA市場の注目選手6人。FA権取得見込みの選手たち
2025/05/21 NEW
産経新聞社
柳裕也(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1994年4月22日
・経歴:横浜高 – 明治大
・ドラフト:2016年ドラフト1位
今オフのFA市場において、最大の目玉となり得るのが柳裕也だ。
明治大から2016年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した柳。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験し、プロ3年目の2019年に先発ローテーションに定着。同年は26試合(170回2/3)を投げ、11勝7敗、防御率3.53の好成績を収めた。
2021年には26試合登板、11勝6敗、168奪三振、防御率2.20の好成績で投手2冠(最多奪三振、最優秀防御率)に加え、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。
その後2年間は援護に恵まれず、2桁敗戦を喫したが、安定した投球で先発ローテーションを支えた。
しかし、昨季は自身初の開幕投手を務めたものの、13試合の登板で4勝5敗、防御率3.76と不本意な結果に。
復活が期待される今季は、開幕ローテーション入りし、ここまで4試合の登板で1勝1敗、防御率0.72と本来のピッチングを見せていたが、右肩のコンディション不良でまさかの戦線離脱を強いられた。
昨オフの契約更改では単年契約を選択しており、早くも今オフの動向が注目されている。