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今オフの“去就”は? プロ野球、2025年FA市場の注目選手6人。FA権取得見込みの選手たち

2025/05/21 NEW

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産経新聞社



藤岡裕大(千葉ロッテマリーンズ)

千葉ロッテマリーンズの藤岡裕大
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/86kg
・生年月日:1993年8月8日
・経歴:岡山理大付高 – 亜細亜大 – トヨタ自動車
・ドラフト:2017年ドラフト2位
 
 内野の中心格としてチームを牽引する藤岡裕大。今季でプロ8年目を迎え、国内FA権の取得が見込まれている。
 
 トヨタ自動車から2017年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーから正遊撃手に抜擢され、全143試合出場、打率.230、5本塁打、42打点、14盗塁、26犠打を記録した。
 

 
 その後は故障に泣くシーズンもあったが、2021年には三塁手も兼任し、137試合に出場。打率.255、3本塁打、37打点、10盗塁、18犠打を記録するなど、貴重な戦力となった。
 
 しかし、2022年以降はけがの影響もあって出場機会が減少。それでも、二塁にコンバートされた昨季は、90試合出場で打率.256、5本塁打、29打点と及第点の成績を残した。
 
 プロ8年目の今季は、開幕から正二塁手を担っており、まずまずの打撃成績を残している。
 
 内野のあらゆるポジションをこなせる存在は、球界でも貴重と言える。FA権行使となれば、多くの球団が興味だろう。

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