1軍昇格はいつ!? プロ野球、崖っぷちのベテラン戦士6人。苦しい立場の選手たち
2025/05/21
産経新聞社
田中広輔
・投打:右投左打
・身長/体重:171cm/85kg
・生年月日:1989年7月3日
・経歴:東海大相模高 – 東海大 – JR東日本
・ドラフト:2013年ドラフト3位
かつては不動のリードオフマンとして活躍した田中広輔も、今季はまだ一軍出場がない。
東海大相模高から東海大を経て、JR東日本に入社。2013年ドラフト3位で広島東洋カープに入団すると、プロ1年目から頭角を現し、同年8月以降は遊撃のレギュラーとなった。
2016年はリードオフマンとしてチームを牽引し、全試合に出場。翌2017年にはキャリアハイの打率.290、35盗塁、出塁率.398をマーク。盗塁王と最高出塁率のタイトルを獲得した。
しかし、2019年は極度の打撃不振に陥り、97試合の出場で打率.193とキャリアワーストの成績に。夏場に右膝の手術を受けるなど、満身創痍の状態だった。
2020年こそ復活の兆しを見せたものの、その後は出場機会が激減。レギュラーを奪われる形になり、今季はファームで汗を流している状況だ。
経験豊富なベテラン選手だけに、再び一軍の戦力となりたい。