カープの1軍?2軍? 広島、主力に定着できてない選手6人。出場機会を求める選手たち
2025/05/09 NEW
産経新聞社

プロ野球 最新情報
プロ野球の世界では、一軍と二軍で大きな壁があり、熾烈な争いを勝ち抜かなければ、チームの戦力として生き残ることはできない。そんな中、昇格とファーム降格を繰り返し、そのままキャリアを終える選手も少なくない。ここでは、一軍に定着できていない広島東洋カープの選手を紹介する。
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中村奨成
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/86kg
・生年月日:1999年6月6日
・経歴:広陵高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
大きな期待を受け、鳴り物入りでプロの世界に飛び込んだ中村奨成。正念場の今シーズンは、待望のブレイクを予感させている。
広陵高時代には強打の捕手として活躍し、3年夏の甲子園では大会新記録となる6本塁打を記録。迎えた2017年ドラフト会議では、2球団が1位指名で競合。抽選の末、広島東洋カープへの入団が決まった。
プロ入り後は捕手登録ながら、外野手としても試合に出場。高卒4年目の2021年には39試合出場で打率.283、2本塁打、5打点、3盗塁と飛躍の兆しを見せた。
だが、その後は二軍で好成績を残すも、一軍では低迷。昨季は外野手登録に変更して勝負を挑んだが、30試合の出場で打率.145と振るわず。
高卒8年目の今季は二軍スタートとなったが、開幕直後に一軍昇格。4月23日のヤクルト戦では「1番・中堅」で出場し、3安打猛打賞と起用に応えた。
その後も継続的にリードオフマンとして起用されている中村奨。このまま攻守にアピールを続け、レギュラーの座を確固たるものにできるか。