まさかの“降格”に…プロ野球、早くも2軍落ちした大物選手6人。ファーム再調整となった主力たち
2025/05/06
産経新聞社
田中将大
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/97kg
・生年月日:1988年11月1日
・経歴:駒大苫小牧高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
今季から読売ジャイアンツでプレーする田中将大だが、日米通算200勝への道のりは簡単ではなさそうだ。
駒大苫小牧高で夏の甲子園優勝を経験し、2006年高校生ドラフト1巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。
高卒1年目から先発ローテーションの一角を担い、11勝を記録。チームの最下位脱出に貢献し、同年の新人王にも輝いた。
その後はチームの絶対的エースへと成長。2013年には24勝0敗、防御率1.27という圧倒的な成績を収め、リーグ優勝と日本一の立役者に。翌年からは海を渡り、ニューヨーク・ヤンキースでプレーした。
メジャー通算78勝を記録した田中将は、2021年に古巣・楽天に復帰。しかし、思うような結果は残せず、昨季に至ってはわずか1試合の一軍登板で、まさかの未勝利。同年オフに自由契約となり、巨人へ移籍した。
移籍後初登板となった4月3日の中日戦では、5回1失点の好投で2年ぶりの勝利を記録。幸先の良いスタートを切ったが、次戦は2回6失点KOで二軍降格。その後は再昇格を果たすも、結果を残せずに再びファーム再調整となった。
日米通算200勝まで残り2勝となっているものの、本来の実力とは程遠い投球が続いている。再び輝きを取り戻し、節目の記録を達成できるだろうか。