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誰が予想できた?早すぎる退団となった歴代助っ人(3)痛み訴えたが”異常なし”

2025/05/10 NEW

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産経新聞社



(左から)ヤンガービス・ソラーテ、ダン・ミセリ、ジョニー・ゴームズ

プロ野球 最新情報

 プロ野球では、毎年のように助っ人外国人選手が各チームに入団する。時にはメジャー経験豊富な助っ人も日本でのプレーを選択し、その際は野球ファンの期待も高まるばかりだ。しかし、その期待とは裏腹に、早期帰国となる展開も少なくない。今回は、早すぎる帰国となった歴代助っ人を紹介する。(文・シモ)

 

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ブラッド・ペニー

ブラッド・ペニー
・投打:右投右打
・身長/体重:193cm/104kg
・生年月日:1978年5月24日
・経歴:ブロークンアロー高 – マーリンズ – ドジャース – レッドソックス – ジャイアンツ – カージナルス – タイガース
 
 大きな期待を受けて入団したブラッド・ペニーも、早期の帰国となってしまった1人だ。
 
 メジャー通算119勝、2006年にロサンゼルス・ドジャースで16勝を挙げて最多勝に輝いた実績を持つペニー。
 

 
 これまで来日した外国人選手の中で、史上最高のメジャー実績と話題になり、2012年に鳴り物入りで福岡ソフトバンクホークスに入団した。
 
 角度のある150キロ超の直球、落差のある緩いカーブ、ツーシーム、スライダー、フォークなど多彩な変化球を駆使して、先発ローテションの一角を担う助っ人として大いに期待された。
 
 しかし、2012年4月4日の楽天戦に登板するも、3回1/3を投げて被安打7、四球3、暴投1、5度の盗塁を許して自責点4で敗戦投手となる。
 
 その後、右肩の痛みを訴えて、登録を抹消。二軍での調整を続けるも、5月8日に退団が発表された。
 
 なお、痛みを訴えた右肩は日本の精密検査でも、一時帰国した米国の検査でも「異常なし」の結果だった。
 
 入団会見では、日米での最多勝獲得へ熱意を示したが、わずか1試合の登板で0勝1敗、防御率10.80の成績に終わった。

 

 
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【了】



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