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誰が予想できた?早すぎる退団となった歴代助っ人(2)巨人の守護神候補がまさかの

2025/05/07

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産経新聞社



(左から)ヤンガービス・ソラーテ、ダン・ミセリ、ジョニー・ゴームズ

プロ野球 最新情報

 プロ野球では、毎年のように助っ人外国人選手が各チームに入団する。時にはメジャー経験豊富な助っ人も日本でのプレーを選択し、その際は野球ファンの期待も高まるばかりだ。しかし、その期待とは裏腹に、早期帰国となる展開も少なくない。今回は、早すぎる帰国となった歴代助っ人を紹介する。(文・シモ)

 

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ダン・ミセリ

ダン・ミセリ
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/98kg
・生年月日:1970年9月9日 
・経歴:フィリップス高 – パイレーツ – タイガース – パドレス – マーリンズ – ロッキーズ – レンジャーズ – ロッキーズ – インディアンス – ヤンキース – アストロズ – 巨人
 
 読売ジャイアンツの堀内恒夫監督就任2年目の2005年シーズンに、期待のクローザー候補として獲得したのがダン・ミセリである。
 
 ミセリはメジャー通算12年間で579試合に登板し、41勝48敗35セーブをマークした。最速150キロ超の直球と、落差の大きい高速スライダーとフォークが武器の本格派投手として、2004年12月に巨人へ入団した。
 

 
 しかし、オープン戦では威力ある速球が見られず、ランナーを背負う際のコントロールにも不安が残る形でシーズンに突入する。
 
 迎えた広島東洋カープとの東京ドーム開幕戦。1点リードの9回表に登板するも、グレッグ・ラロッカにバックスクリーンへの同点ホームラン、緒方孝市に逆転ホームランを浴びて万事休す。
 
 その4日後の横浜ベイスターズ(現:DeNA)戦でも、サヨナラ安打を許して敗戦投手になってしまう。
 
 当時のコーチ陣に二軍調整を打診されるも、ミセリはそれを拒否。その後は中継ぎに回るも、パッとした投球ができなかった。
 
 再度の二軍調整を打診されるも改めて拒否し、開幕からわずか19日後の退団劇となった。
 
 結局、日本ではわずか4試合の登板で、0勝2敗、防御率23.63と振るわなかった。

 

 
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【了】



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