誰が予想できた?早すぎる退団となった歴代助っ人6人。日本で苦しんだ外国人選手たち
2025/04/30 NEW
産経新聞社

プロ野球 最新情報
プロ野球では、毎年のように助っ人外国人選手が各チームに入団する。時にはメジャー経験豊富な助っ人も日本でのプレーを選択し、その際は野球ファンの期待も高まるばかりだ。しかし、その期待とは裏腹に、早期帰国となる展開も少なくない。今回は、早すぎる帰国となった歴代助っ人を紹介する。(文・シモ)
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ルーグネッド・オドーア
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/90kg
・生年月日:1994年2月23日
・経歴:レンジャース – ヤンキース – オリオールズ – パドレス – 巨人
ベネズエラ出身のルーグネッド・オドーアは、2024年に読売ジャイアンツに入団した。しかし、開幕前にまさかの帰国となった。
オドーアは2014年にテキサス・レンジャーズとメジャー契約を結んで、20歳でMLBデビューを果たしている。
その後は長打力を武器に、メジャー通算1154試合の出場で通算178本塁打、シーズン30本塁打を3回記録。その長打力に惚れ込んだ巨人が獲得に名乗りを上げ、2024年1月に契約が成立した。
阿部慎之助監督のもと、4年ぶりの王者奪還を目指していたチームにとっては、待望の大物助っ人だった。
入団会見では、「読売ジャイアンツの一員になることができてとても興奮しています。新しいチームメイトと優勝を目指してプレーすることを今から楽しみにしています」とのコメントを残していた。
しかし、オープン戦がスタートするも自慢の打棒は披露されず、オープン戦12試合の出場で打率.176 (34打数6安打)と低迷した。2度の走塁ミスも相まって精彩を欠いたオドーアは、開幕戦のメンバーから外れることになる。
球団からファームでの調整を打診されたオドーアは、その申し出を拒否。そして、思わぬ結末を迎えることになる。
退団・帰国の意志を示して、開幕3日前に退団が正式発表されたのである。ファームでの調整を拒否して開幕3日前に退団するという、予想外の幕切れとなった。