多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル


ヤクルトじゃなければ…?他球団なら主力クラスとなり得る選手6人。1軍戦力に浮上する実力者は?

2025/04/30

text By

photo

産経新聞社



原樹理

ヤクルト・原樹理
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/79kg
・生年月日:1993年7月19日
・経歴:東洋大姫路高 – 東洋大
・ドラフト:2015年ドラフト1位
 
 一時は先発陣を牽引する働きを見せていた原樹理。ここ数年は厳しい立場に置かれ、リリーフ起用がメインとなっている。
 
 東洋大から2015年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーから先発マウンドを経験し、プロ3年目の2018年には30試合登板、6勝7敗、防御率3.09の好成績を残した。
 

 
 その後は故障に苦しむ時期もあったが、2021年はシーズン後半から先発ローテーションに定着。
 
 同年は9試合登板ながら3勝1敗、防御率2.3をマークし、リーグ優勝に貢献した。翌2022年には自己最多の8勝を挙げた。
 
 しかし、2023年はまさかの一軍登板なし。昨季はシーズンの大半をファームで過ごし、一軍では7試合のリリーフ登板にとどまった。
 
 30歳を過ぎたこともあり、チームで厳しい序列となり、先発ではなく、中継ぎでの起用が続いている。プロ10年目の今季は崖っぷちから這い上がることができるか。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!