ヤクルトじゃなければ…?他球団なら主力クラスとなり得る選手6人。1軍戦力に浮上する実力者は?
2025/04/30 NEW
産経新聞社
高梨裕稔
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/94kg
・生年月日:1991年6月5日
・経歴:土気高 – 山梨学院大
・ドラフト:2013年ドラフト4位
投手不利の神宮球場で健闘しているのが、高梨裕稔だ。
2013年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ3年目の2016年は、中継ぎで開幕一軍入りを果たすと、シーズン途中から先発に転向。同年は37試合登板(14先発)で10勝2敗1ホールド、防御率2.38の活躍で新人王に輝いた。
しかし、以降も先発の一角を担ったものの、徐々に成績が下降。2018年オフに交換トレードで東京ヤクルトスワローズへ移籍となった。
新天地でも主に先発として起用され、2022年には20試合登板、7勝9敗、防御率4.30を記録。
その後はやや低迷したものの、今季は開幕ローテーション入りし、2試合の登板で防御率1.00と安定した投球を見せている。
高梨の投球はフライを多く打たせる傾向にあり、狭い神宮球場を本拠地とするため、被本塁打の多さが課題となっている。他球場を本拠地としていれば、もっと成績が残しているだろう。