1軍出場が“激減”する!? プロ野球、チームで危うい立場の野手6人。正念場を迎える選手たち
2025/04/19
産経新聞社
中島卓也(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/76kg
・生年月日:1991年1月11日
・経歴:福岡工
・ドラフト:2008年ドラフト5位
2010年代には、高い守備力と俊足を武器に内野の一角を担った中島卓也。だが、世代交代の波に飲みこまれ、近年は一軍での出場機会を大きく減らしている。
2008年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団すると、2012年に代走や守備固め要員として一軍に定着した
その後、2014年には二塁のレギュラーとなり、翌2015年には正遊撃手の座を奪った。同年は全143試合に出場し、打率.264、39打点、34盗塁、出塁率.350の活躍で、盗塁王とベストナインを獲得した。
翌2016年も全試合に出場し、リーグトップの62犠打を記録するなど、攻守で大きな貢献を示した。
しかし、2020年以降は成績を落として出番が減少。昨季はプロ入り後初めて一塁を守るなど、出場機会を模索したが、46試合の一軍出場にとどまった。
今季は開幕から二軍暮らしが続いている。内野の全ポジションをこなせるユーティリティ性を活かし、巻き返しを図りたい。
【了】