プロ野球、2025年シーズン順位予想【パ・リーグ編】今季の戦力分析、リーグ優勝争いの行方は?
2025/04/10
産経新聞社

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レギュラーシーズンの開幕を迎えた2025年のプロ野球。今年も熱い戦いの火蓋が切られた。ここでは、パシフィック・リーグの2025年順位予想を独自に行った。リーグ連覇を目指す福岡ソフトバンクホークスや若手の成長が著しい北海道日本ハムファイターズなど、強豪ひしめくペナントレースの行方を予想した。
6位:東北楽天ゴールデンイーグルス(昨季4位)
6位には、昨季4位の東北楽天ゴールデンイーグルスを予想した。3年連続Bクラスからの巻き返しを図りたいところだが、厳しいシーズンとなりそうだ。
投手陣は、昨季のチーム防御率がリーグワーストに終わった。先発陣は早川隆久、藤井聖、岸孝之らがいるが、他球団と比較すると、やや手薄な布陣となっている。
東京ヤクルトスワローズから加入したミゲル・ヤフーレ、新助っ人のスペンサー・ハワードの新加入組、古謝樹、荘司康誠など若手の活躍が期待される。
リリーフ陣は40試合以上に登板した酒居知史が今季絶望、宋家豪が長期離脱を強いられるなど、苦しい状況となっている。それでも、クローザーの則本昂大、藤平尚真、鈴木翔天らは健在であり、奮闘が期待される。
開幕一軍入りしたドラフト4位ルーキーの江原雅裕、トレード加入の今野龍太といった新戦力が入り、昨季6勝の内星龍をブルペンに回すなど、全員で難局を乗り切れるか。
野手は小郷裕哉、辰己涼介、浅村栄斗がいるが、長打力に欠ける。ドラフト1位ルーキーの宗山塁の活躍が楽しみだが、新外国人選手の獲得もなく、野手の上積みは少なかったと言える。