ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物(6)「FA積極参戦」もまさか
2025/07/29 NEW
産経新聞社

プロ野球 最新情報(最新ニュース)
2025年シーズンは、セントラル・リーグ連覇、悲願の日本一を目指す読売ジャイアンツ。オフには甲斐拓也のFA補強に成功した。これまでの歴史を振り返っても、FA市場などで実績ある選手の獲得。一方で、近年は大型補強に乗り出すも、失敗に終わるケースも増えている。ここでは、巨人が獲得できなかった大物選手を紹介したい。
鈴木大地
・投打:右投左打
・身長/体重:175cm/79kg
・生年月日:1989年8月18日
・経歴:桐蔭学園高 – 東洋大
・ドラフト:2011年ドラフト3位
2019年オフに東北楽天ゴールデンイーグルスにFA移籍した鈴木大地。読売ジャイアンツも獲得オファーを出したが、悔しい結果となった。
2011年ドラフト3位で千葉ロッテマリーンズに入団すると、ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験。プロ2年目には遊撃のレギュラーを奪取し、同年はベストナインを受賞した。
その後は二塁、三塁など様々なポジションを守りながら、2019年には140試合出場で打率.288、15本塁打、68打点をマーク。チームの中心を担っていたが、同年オフにFA権を行使して楽天に移籍した。
新天地でも活躍を見せ、移籍初年度は120試合に出場し、打率.295、4本塁打、55打点をマーク。同年はベストナイン、三塁手部門のゴールデングラブ賞をW受賞した。
翌2021年には全143試合に出場し、自身3度目の2桁本塁打(10本)を記録。2023年は打率.244と低迷したが、11年連続で100試合以上の出場を果たした。
昨季は5年ぶりのオールスター出場(※)を果たし、123試合出場で打率.266と奮闘。今季は5月から打率が下がりつつあるが、状態を上げていきたい。
(※)太田椋(オリックス)の出場辞退による補充選手として選出
【関連記事】
ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物(1)
ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物(2)
ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物 全選手紹介
【了】