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FA宣言もまさか…他球団オファーがなかった歴代選手(3)巨人がなければ引退だった…

2024/03/31

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産経新聞社



金城龍彦(左)と桧山進次郎

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 プロ野球界の中でもに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント(FA)市場だ。2023年オフには西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA移籍を決断した。多くの選手が他球団移籍を実現させてきたが、獲得球団が現れないケースも少なくない。そこで今回は、FA権を行使するも、他球団からオファーがなかった歴代選手を紹介したい。

 

 

藤井秀悟

DeNA・藤井秀悟
・投打:左投左打
・身長/体重:175cm/86kg
・生年月日:1977年5月12日
・経歴:今治西高 – 早稲田大
・ドラフト:1999年ドラフト2位
 
 2009年オフにFA宣言した藤井秀悟だが、他球団からの獲得オファーがなく、一時は所属球団なしの危機に見舞われた。最終的に年俸ダウンで読売ジャイアンツに移籍する運びとなった。
 
 1999年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団すると、プロ2年目の2001年に最多勝(14勝)を獲得するなど大きく飛躍を遂げた。
 

 
 その後も故障に悩まされるシーズンはあったが、計3度の2桁勝利を挙げるなど、先発の一角として活躍。
 
 2008年に交換トレードで北海道日本ハムファイターズに加入。翌2009年には7勝をマークし、同年オフに国内FA権を行使したが、獲得球団が現れず、日本ハムも再契約を否定。所属球団なしの危機を迎えたが、2010年から巨人でプレーすることが決まった。
 
 2011年オフには、村田修一の人的補償で横浜DeNAベイスターズに移籍。2013年には開幕投手に抜擢されるなど貴重な戦力となっていたが、翌2014年に戦力外通告を受けて現役を引退した。

 

 
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【了】