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“再建”のキーマンに? 中日、今季要注目の戦力(6)“竜のエース”は復権なるか

2024/04/11

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産経新聞社



(左から)中日・中田翔、根尾昂、アレックス・ディカーソン

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 球団史上初となる2年連続セントラル・リーグ最下位に沈むなど、低迷したシーズンが続いている中日ドラゴンズ。2024年はチームを再建し、Aクラス入りを目指すシーズンとなる。上位浮上には現有戦力のさらなる飛躍や、新加入選手の活躍が欠かせないだろう。ここでは、今季における中日のキーマンとなり得る選手を紹介したい。

 

 

大野雄大

中日・大野雄大

・投打:左投左打
・身長/体重:184cm/85kg
・生年月日:1988年9月26日
・経歴:京都外大西高 – 佛教大
・ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 2023年はわずか1試合の一軍登板にとどまった大野雄大。2024年は復活を遂げ、再び先発陣を支える活躍が期待される。
 
 2010年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。プロ3年目の2013年に初の2桁10勝を挙げると、同年から3年連続で2桁勝利を記録。
 

 
 その後は不振に陥ったシーズンもあったが、2019年には初タイトルとなる最優秀防御率(2.58)を獲得した。
 
 さらに、短縮60試合制となった翌2020年は20試合(148回2/3)を投げ、11勝6敗、10完投6完封、148奪三振、防御率1.82と傑出した数字をマーク。同年は投手2冠(防御率・奪三振)に加え、沢村賞にも輝いた。
 
 2021年以降は2桁勝利こそないが、安定した投球でエースとしてチームを牽引。ところが、昨季は開幕直後に左肘の手術を敢行し、一軍ではわずか1試合の登板に。チームにとっては大きな誤算となった。
 
 それでも、順調な回復を見せており、2024年の開幕には間に合う見込みだ。今季はフル回転し、投手陣に厚みをもたらせたい。

 

 
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【了】