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“再建”のキーマンに? 中日、今季要注目の戦力(3)「カット打法」からの脱却へ

2024/03/14

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産経新聞社



(左から)中日・中田翔、根尾昂、アレックス・ディカーソン

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 球団史上初となる2年連続セントラル・リーグ最下位に沈むなど、低迷したシーズンが続いている中日ドラゴンズ。2024年はチームを再建し、Aクラス入りを目指すシーズンとなる。上位浮上には現有戦力のさらなる飛躍や、新加入選手の活躍が欠かせないだろう。ここでは、今季における中日のキーマンとなり得る選手を紹介したい。

 

 

龍空

中日・龍空
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/77kg
・生年月日:2002年12月30日
・経歴:近江高
・ドラフト:2020年ドラフト3位
 
 傑出した守備力を持ちながらも、昨季は打撃で精彩を欠いた龍空。二遊間はチームの最重要課題となっており、奮起が期待される1人だ。
 
 近江高から2020年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。高卒1年目から一軍デビューを飾るなど、ポテンシャルの高さを見せた。
 

 
 翌2022年はシーズン後半から京田陽太(現:DeNA)に代わり、遊撃のポジションに定着。同年は62試合に出場し、打率.248、12打点とまずまずの数字を残した。
 
 2023年は初の開幕スタメンを勝ち取り、4月にはプロ初本塁打をマーク。しかし、以降は打撃不振に苦しみ、シーズン後半はオルランド・カリステに遊撃のポジションを譲った。最終的に自己最多の114試合に出場したが、打率.187と低調な数字に終わった。
 
 それでも、球界トップクラスと評される内野守備は大きな魅力。村松開人や辻本倫太郎など多くのライバルがいるが、争いを抜け出し、“二遊間問題”を解決したい。

 

 
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【了】