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連覇のキーマンに? 阪神、今季要注目の戦力(4)岡田監督はいまだ苦言も

2024/03/20

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産経新聞社



(左から)阪神・青柳晃洋、森下翔太、湯浅京己

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 2023年は18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神タイガース。2024年は球団史上初の連覇を目指すシーズンとなるが、レギュラーシーズンを優位に進める上で、活躍が不可欠と言える存在も少なくない。ここでは、2024年の阪神のキーマンになり得る選手を紹介したい。

 

 

湯浅京己

阪神・湯浅京己
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1999年7月17日
・経歴:聖光学院高 – BC・富山
・ドラフト:2018年ドラフト6位
 
 2023年はコンディション不良に苦しんだ湯浅京己。最優秀中継ぎ投手に輝いた2022年のような活躍ができれば、救援陣にさらなる厚みを持たせることができる。
 
 2018年ドラフト6位で阪神タイガースに入団すると、プロ3年目の2021年に一軍デビュー。翌2022年は開幕一軍入りすると安定した投球を続け、セットアッパーに定着した。
 

 
 同年は59試合に登板して45ホールドポイント(2勝43ホールド)、防御率1.09の好成績で最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。
 
 また、2023年3月に開催された第5回WBCの日本代表に選出。ブルペン陣の一角として大会制覇に大きく貢献。
 
 勢いのままに迎えた同年のレギュラーシーズンだったが、開幕からクローザーを任されるも、不安定な投球が目立った。さらに、左わき腹痛で長期離脱を強いられ、最終的に15試合の登板で防御率4.40と低調なシーズンとなった。
 
 速球派の中継ぎ右腕がやや不足しているチーム状況だけに、湯浅の復活に大きな期待がかかる。

 

 
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【了】