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今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格(2)悲運すぎる”螺旋骨折”で

2024/03/08

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産経新聞社



(左から)中日・草加勝、阪神・髙橋遥人、ヤクルト・奥川恭伸

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球では球春到来を迎え、2024年シーズン開幕に向けて調整が進んでいる。しかし、春季キャンプや練習試合での故障など、アクシデントも多数発生。すでに今季の開幕一軍が絶望的となってしまった選手も少なくない。ここでは、故障離脱を強いられた主戦格の選手を紹介したい。

 

 

本前郁也(千葉ロッテマリーンズ)

ロッテ・本前郁也
・投打:左投左打
・身長/体重:176cm/82kg
・生年月日:1997年10月2日
・経歴:札幌光星高 – 北翔大
・ドラフト:2019年育成ドラフト1位

 
 千葉ロッテマリーンズ期待の左腕である本前郁也。しかし、今季の春季キャンプでまさかの悲劇に見舞われた。
 
 札幌光星高3年時には、エースとして南北海道大会で登板したが、この時点では無名の存在だった。
 

 
 北翔大では1年春からベンチ入りすると、札幌六大学リーグで最優秀投手を3回受賞。その実績もあり、2019年の育成ドラフト1位でロッテに入団した。
 
 プロ1年目からファームで11試合に登板し、2勝0敗、防御率2.56 の成績を残すと、翌2021年3月に支配下登録を勝ち取った。4月にはプロ初登板初勝利を挙げ、同年は8 試合に登板し1勝2敗、防御率4.78でフィニッシュ。
 
 2022年は11試合登板で3勝2敗、防御率4.66 の成績を残したが、翌2023年の一軍登板は、わずか1試合に終わっていた。
 
 開幕ローテーションを目指す今シーズンだったが、練習試合で左上腕骨骨幹部骨折という事態に。すでに幹部の手術は受けたが、今季はリハビリに徹することになりそうだ。

 

 
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【了】