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今季に“暗雲”…ケガで開幕絶望となりそうな主戦格(3)ドラ1新人が”即離脱”に

2024/03/15

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産経新聞社



(左から)中日・草加勝、阪神・髙橋遥人、ヤクルト・奥川恭伸

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球では球春到来を迎え、2024年シーズン開幕に向けて調整が進んでいる。しかし、春季キャンプや練習試合での故障など、アクシデントも多数発生。すでに今季の開幕一軍が絶望的となってしまった選手も少なくない。ここでは、故障離脱を強いられた主戦格の選手を紹介したい。

 

 

草加勝(中日ドラゴンズ)

中日・草加勝 
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/75kg
・生年月日:2001年11月21日
・経歴:創志学園高‐亜細亜大
・ドラフト:2023年ドラフト1位

 
 ドラフト1位と大きな期待を受けてプロ入りした草加勝だが、いきなりアクシデントに見舞われた。
 
 創志学園高では西純矢(現:阪神タイガース)の控え投手に甘んじたが、亜細亜大に進学後に躍進を果たす。
 

 
 3年秋から主戦を担うと、4年春には9試合(71回)を投げ、6勝2敗、6完投4完封、防御率1.52の活躍でベストナイン、最優秀投手に輝いた。同夏には日米大学野球の日本代表に選出されるなど、世代を代表する投手となった。
 
 同秋のリーグ戦でも抜群の安定感を誇り、迎えたドラフト会議では外れ1位指名で2球団が競合。抽選の結果、中日ドラゴンズへの入団が決まった。
 
 プロ1年目から先発ローテーションの一角として期待されていたが、新人合同自主トレ中に右肘の違和感を訴え離脱。その後、右肘の内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことが発表された。
 
 実戦復帰まで約1年かかる見込みだが、体力強化などに取り組み、リハビリ期間を有意義なものにしたいところだ。

 

 
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【了】