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球界に驚き…FA人的補償で移籍した大物6人。まさかの他球団流出となった一流選手たち

2024/02/05

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産経新聞社



工藤公康

横浜・工藤公康
・投打:左投左打
・身長/体重:176cm/80kg
・生年月日:1963年5月5日
・経歴:名古屋電気高
・ドラフト:1981年ドラフト6位
 
 2度のFA移籍を経て、読売ジャイアンツに入団した工藤公康。43歳を迎えた2006年オフに、人的補償で横浜ベイスターズに移籍した。
 
 1981年ドラフト6位で西武ライオンズに入団すると、ルーキーイヤーから一軍デビュー。高卒4年目の1985年に最優秀防御率(2.76)に輝くなど、球界を代表する投手へと上り詰めた。
 

 
 FA移籍した福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)でも、エースとして活躍。1999年には26試合(196回1/3)を投げ、11勝7敗、196奪三振、防御率2.38と傑出した数字でチームをリーグ優勝、日本一へと導き、自身は最優秀選手にも選出された。
 
 2000年から巨人に活躍の場を移すと、移籍初年度から12勝をマーク。2004年から2年連続2桁勝利を挙げるなど、変わらぬ存在感を発揮した。
 
 しかし、2006年は3勝どまり。当時43歳と大ベテランだったが、オフには門倉健の人的補償で、横浜ベイスターズへの移籍が発表。
 
 横浜では加入初年度に7勝を記録。2009年には中継ぎで46試合に登板したが、若返りのチーム方針もあって同年限りで退団。最後は古巣の西武でプレーし、ユニフォームを脱いだ。

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