大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“ドラフト1位超え”の大当たり! プロ入り後に大逆転の活躍を見せている現役投手6人

2023/10/30

text By

photo

産経新聞社



山本由伸(オリックス・バファローズ)


・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:1998年8月17日
・経歴:都城高
・ドラフト:2016年ドラフト4位
 
 前人未到となる3年連続投手4冠に輝いた山本由伸。ドラフト4位入団ながら、球界最高峰の実績を残している。
 
 2016年ドラフト4位でオリックス・バファローズの一員となった山本。高卒1年目から一軍の先発マウンドを経験すると、翌2018年はセットアッパーを任され、54試合登板で36ホールドポイント(3勝32ホールド)を記録した。
 

 
 2019年は再び先発に回り、最優秀防御率(1.95)に輝くと、2021年には26試合(193回2/3)を投げ、18勝5敗、勝率.783、206奪三振、防御率1.39と傑出した数字。同年は投手4冠(最多勝、最高勝率、最多奪三振、最優秀防御率)と沢村賞を戴冠した。
 
 翌2022年も前年同様に圧巻の成績を残し、今季も23試合(164回)を投じて16勝6敗、勝率.727、169奪三振、キャリアハイの防御率1.21と他を寄せ付けなかった。
 
 さらに、2年連続ノーヒットノーランを達成するなど、NPBでは無双状態に。今オフにはメジャーリーグへの挑戦が目されており、去就に注目が集まっている。

1 2 3 4 5 6