大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“支配下登録”を勝ち取れるか…2軍で好成績を残している育成選手5人。ファームで輝く有望株たち

2023/07/26

text By

photo

産経新聞社



村川凪(横浜DeNAベイスターズ)

DeNA・村川凪
・投打:右投左打
・身長/体重:174cm/63kg
・生年月日:1998年6月26日
・経歴:如水館高 – 四日市大 – 四国・徳島
・ドラフト:2021年育成選手ドラフト1位
 
 イースタン・リーグ盗塁ランキングのトップに立つ村川凪。プロ2年目の今季は、課題であった打撃も大きく改善し、支配下登録へ猛アピールを見せている。
 
 四日市大ではリーグ戦で3度の盗塁王に輝いた村川。四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスに加入すると、入団1年目から63試合出場で40盗塁を記録し、盗塁王を獲得。
 

 
 その快足ぶりに注目が集まり、2021年育成ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団した。
 
 ルーキーイヤーは二軍で72試合に出場し、13盗塁をマークしたが、打率.208、盗塁死10を記録するなど、多くの課題を残した。
 
 それでも、今季はここまで68試合の出場で、打率.279、リーグトップの20盗塁(盗塁死8)と前年を大きく上回る成績。支配下登録に向け、アピールを続けている。
 
 “足のスペシャリスト”と呼ばれる存在が乏しいチーム状況だけに、トップクラスの脚力を誇る村川の支配下登録に注目が集まる。

1 2 3 4 5