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思わぬ“誤算”に…プロ野球、今季まさかの2軍降格となった主力5人。不振に苦しむ選手たち

2023/07/23

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産経新聞社



巨人・梶谷隆幸(左)と阪神・青柳晃洋

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 長いレギュラーシーズンでは、主力選手の故障離脱など、様々な誤算が起こり得る。今シーズンも、年々成績を残してきたレギュラークラスの選手たちの不調が目立っており、まさかの二軍降格となった選手もいる。そこで今回は、今季成績不振で二軍降格となってしまった主力選手を5人ピックアップしたい。

 

 

佐藤輝明(阪神タイガース)


・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/93kg
・生年月日:1999年3月13日
・経歴:仁川学院高 – 近畿大
・ドラフト:2020年ドラフト1位
 
 ルーキーイヤーから抜群の潜在能力を見せる一方で、確実性に課題を残していた佐藤輝明。今季も打撃不振に陥り、二軍降格を味わった。
 
 近畿大では1年春のリーグ戦から活躍し、世代屈指の強打者と高い評価を得た佐藤。ドラフトでは4球団競合の末、阪神タイガースへ入団した。
 

 
 プロ1年目は春先から持ち前の打棒を発揮し、5月には打率.301、6本塁打の活躍で月間MVPを受賞した。
 
 しかしながら、夏場以降は59打席連続無安打を記録するなど大きく低迷。最終的に同年は24本塁打、64打点をマークした一方で、打率.238、リーグワーストの173三振と課題を残すシーズンとなった。
 
 それでも、翌2022年は全143試合に出場し、打率.264、20本塁打、84打点をマーク。プロ3年目の今季は、さらなる飛躍が期待されたが開幕から不振に苦しみ、6月に二軍降格を命じられた。
 
 その後、不動のリードオフマンとして阪神打線を支えていた近本光司が故障離脱したこともあり再昇格となったが、ここまで期待に応えられるような活躍は出来ていない。一刻も早く復調し、チームの状態とともに調子を上げていきたい。

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