復活か、それとも…プロ野球、2023年背水の陣で臨むベテラン選手6人。現役生活の岐路に？
2023/06/22
産経新聞社
堂上直倫
出身：愛知県
投打：右投右打
身長／体重：184cm／88kg
生年月日：1988年9月23日
ドラフト：2006年高校生ドラフト1巡目
レギュラーを掴みかけたシーズンもあった堂上直倫は、若手の出場が目立つ中日において存在感を失いつつある。
高校通算で55本塁打を放ち、未来の大砲として期待されていた堂上。兄の剛裕とともに進路が注目されたなか、3球団競合の末に中日へ入団。
しばらくはファームで過ごし、2008年に一軍初出場。井端弘和の故障によって巡ってきたチャンスを逃さず、同シーズンではプロ初ホームランも放った。
翌年以降は打率が2割台前半、または1割台という成績に終わり、守備固めや代走などの役割が多くなった。
それでも2016年は意地を見せ、自身初の規定打席に到達。さらに2019年は12本塁打を放ち、長打力を発揮していた。
しかし、村松開人や龍空などの若手がスタメンを張っている現在、堂上がレギュラーを奪い返すのは簡単ではない状況だ。