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このまま出番はないのか…ヤクルト、今季1軍出場がない6人。苦しい立場の選手は?

2023/06/16

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産経新聞社



(左から)松本友、原樹理、荒木貴裕

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 2023年シーズンの開幕から早くも2カ月以上が経過したプロ野球。各球団で若手の台頭やベテランの不調など、予想外の事態が多く起きている。そんな中、ここまで一軍から声がかからず、二軍暮らしが続いている選手も多くいる。そこで今回は、一軍経験はあるものの、今季出場のない東京ヤクルトスワローズの選手を6人紹介する。

 

 

原樹理

ヤクルト・原樹理
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/79kg
・生年月日:1993年7月19日
・経歴:東洋大姫路高 – 東洋大
・ドラフト:2015年ドラフト1位
 
 昨季は自己最多の8勝を挙げた原樹理だが、今季は開幕から出遅れ二軍暮らしが続いている。
 
 2015年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズの一員となった原。ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りしたが、同年は2勝8敗、防御率5.91と思うような成績を残せず。
 

 
 その後は故障にも苦しみ、先発ローテーションに定着できないシーズンが続いたが、2021年はシーズン終盤に先発ローテーションへ定着。9試合登板ながら3勝1敗、防御率2.30と好成績を残し、チームのリーグ優勝、日本一に貢献した。
 
 しかし、真価が問われた翌2022年、キャリアハイとなる8勝を挙げるも、防御率4.85、とやや不安定な数字に。首脳陣の信頼を勝ち取れず、ポストシーズン以降の登板はなかった。
 
 今季は春季キャンプから出遅れ、開幕二軍スタート。ファームでも防御率6点台と苦しんでいる。今季で30歳を迎えるだけに、正念場のシーズンとなりそうだ。

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