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このまま出番はないのか…広島カープ、今季1軍出場がない6人。苦しい立場の選手は?

2023/06/14

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産経新聞社



(左から)高橋昂也、中村奨成、藤井黎來

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 2023年シーズンの開幕から早くも2カ月以上が経過したプロ野球。各球団で若手の台頭やベテランの不調など、予想外の事態が多く起きている。そんな中、ここまで一軍から声がかからず、二軍暮らしが続いている選手も多くいる。そこで今回は、一軍経験はあるものの、今季出場のない広島東洋カープの選手を6人紹介する。

 

 

中村奨成


出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/81kg
生年月日:1999年6月6日
ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 甲子園での大活躍は圧巻だった中村奨成。プロ入り後の活躍を誰もが期待したが、ここまでは悔しいシーズンが続いている。
 
 広陵高校では3年の夏、甲子園大会で個人最多本塁打、個人最多打点を更新するなど、高校生離れした打撃を見せつけていた。チームを準優勝に導き、ドラフトでは2球団競合の末に地元・広島に入団。将来の正捕手として期待がかかっていた。
 

 
 入団後3年間はファームで実戦を重ね、2020年に1軍デビュー。そして、2021年は外野にも挑戦して出場機会を増やし、シーズンで15安打を放った。
 
 しかし、昨季は1軍での出場機会を伸ばせず。今季も開幕1軍入りを逃した。
 
 ファームでは打撃好調だったが、4月末に左足靱帯断裂という重傷を負った。すでに練習は再開しているものの、いつ1軍の舞台に戻れるのかどうかは不透明な状況だ。

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