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一軍での成功を保障するものではない「二軍のタイトル」【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は、二軍のタイトルホルダーの翌年の一軍成績を調べてみた。

2016/02/27

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Getty Images

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二軍でも現在は主要個人タイトルを表彰

 プロ野球に二軍ができたのは1950年代だ。
 選手数が増えてメジャーリーグのように、一軍の試合に出場できない若手選手の育成を目的として二軍が創設された。
 
 二軍のリーグ戦は東西で創設の経緯が異なるが、1955年にはイースタンリーグとウエスタンリーグが発足し、ペナントレースが開始する。
 
 今では、主要な個人タイトルも一軍同様に表彰されるようになった。
 二軍でタイトルに輝く選手は、一軍でレギュラーとして活躍しそうなものだが、実際は必ずしもそうというわけではない。
 
 実力がトップクラスの選手は、入団当初から一軍に組み入れられる。中には一度も二軍の試合に出場することなく華やかなキャリアを終える選手もいる。
 
 また、二軍の試合に出てすぐに頭角を現した選手は、シーズン途中で一軍に抜擢されることも多い。
 この辺りの事情はMLBも同様だ。
 MLBではどんな有望選手=プロスペクトでもマイナーからスタートする。いきなりメジャーという選手はめったにいない。
 もちろん実力が認められれば、シーズン中にルーキーからA、AAという風にどんどん引き上げられる。AAからAAAを飛び越してメジャーに昇格する選手もいる。
 
 ところで、二軍のタイトルホルダーは、その後一軍でどのような活躍を見せているのだろうか。過去5年のイースタンリーグ、ウエスタンリーグの主要タイトルホルダーの翌年の成績を振り返ってみたい。

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