大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



次世代の侍ジャパン!? 3年後のWBCメンバーとして観たい若手野手6人【パ・リーグ編】

2023/03/25

text By

photo

産経新聞社



滝澤夏央

出身:新潟県
投打:右投左打
身長/体重:164cm/65kg
生年月日:2003年8月13日
ドラフト:2021年育成選手ドラフト2位

 
 今シーズンで20歳を迎える滝澤夏央。身長164センチは球界最小だが、昨年に残したインパクトは大きいものだった。
 
 関根学園高校から育成選手としてプロ入りした滝澤は、ファームで経験を積み、打率は2割台前半ながら5盗塁、ルーキー離れした守備でも存在感を示していた。
 

 
 西武のショートと言えば源田壮亮がレギュラーを掴んでいるものの、源田が昨季5月に自打球の影響で戦線離脱。すると、育成選手だった滝澤に白羽の矢が立ち、支配下登録となったその日に1軍デビューを果たす。
 
 デビュー戦では、高卒の育成選手として初のプロ初出場初安打を記録。はつらつとした躍動感あるプレーを披露し、高卒1年目とは思えない働きを見せたことも記憶に新しい。
 
 レギュラー奪取には高い壁を乗り越える必要があるものの、いずれは西武の、あるいは日本代表のショートストップとなっているかもしれない。

1 2 3 4 5 6