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ロッテ・二木、1着のスーツが物語る肉体の変化。「食べて、食べて……」指揮官期待の先発候補に成長【マリーンズファーム通信#13】

千葉ロッテの今季注目投手といえば、プロ3年目の二木康太だ。華奢だった体も、この3年間で大きく変わった。

2016/02/18

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千葉ロッテマリーンズ

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食べ続けた成果が体重に

 華奢だった体が、2年間の月日が経った今、たくましく変貌した。
 プロ3年目の二木康太投手が石垣島春季キャンプで存在感を見せている。187センチの長身から繰り出されるキレのあるストレートは140キロ中盤を記録。カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークと変化球も多彩だ。2016年、マリーンズでもっとも期待される若手投手の一人に挙げられる。

「フォームがしっくりきているのが一番の収獲。ストレートもだいぶ、手ごたえを感じています。変化球もベース盤の中で勝負できています」

 投球の内容はもちろんだが、見た目ですぐにわかる体格の変化がその充実度を現している。入寮した際は73キロだった体重は今や85キロ。1年目からコーチや先輩投手から食べることの大事さを口酸っぱく言われてきた成果だ。

 とにかく食べるのが苦手だった。
 それでも、言われたことを忠実に守り、一口も残すまいと、しっかりと食べた。寮での夕食はいつも最初に食堂に入り、最後に出る。白飯は750グラムを食べることがいつしかノルマとしていた。

「子どもの時から食べるのが苦手で、プロに入ってからも苦戦をしました。沢山食べて体を大きくしないとプロではダメなのはわかっていましたら、必死でした。とにかく食べるのが遅い。寮ではいつも最後まで残って食べています」

 寮生の仲間たちは食事が終わり、自室に戻る。いつもポツリと食堂に取り残された。すると決まって池田重喜寮長が食べ終わるまで付き合ってくれる。テレビで一軍のナイターを観戦しながら、野球談議をした。投球術、打者心理、戦術的な話。プロ野球の世界に40年以上の年月にわたって携わる寮長から、いろいろな話を聞ける貴重な時間にもなった。

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shiro