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オリックスの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、バファローズレジェンド選手たちの成績は?

2022/04/25

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産経新聞社



松永浩美(まつながひろみ)

投打:右投両打
身長/体重:180センチ/78キロ
生年月日:1960年9月27日
経歴:小倉工
ドラフト:1978年ドラフト外
〇盗塁王:1回(1985年)
〇最高出塁率:1回(1989年)
〇ベストナイン:4回(1988-91年)
〇ゴールデングラブ賞:3回(1984、89-90年)
〇オールスターゲーム出場:9回(1983-86、88-92年)
※チーム在籍時のみ。ダイエー(現ソフトバンク)時代にベストナイン・ゴールデングラブ賞1回受賞。オールスター2回出場。
 
 抜群の身体能力を誇り、史上最高のスイッチヒッターとの呼び声も高い松永。1978年ドラフト外で入団し、プロ入り後に右打から両打へ転向。4年目の82年にサードのレギュラーを勝ち取った。84年には5番打者としてリーグ優勝の原動力となり、翌85年には全試合出場、打率.320、26本塁打、87打点、38盗塁、出塁率.422と躍動し、盗塁王に輝いた。さらに、88年からは4年連続ベストナインを獲得し、オリックスに球団名が変更した89年は、リードオフマンとして最高出塁率のタイトル(.431)も戴冠。走攻守すべてで傑出した実績を上げ、リーグを代表する三塁手として君臨した。

 チーム在籍時の通算成績は、1452試合出場、打率.299、1541安打、180本塁打、732打点、219盗塁となっている。

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