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巨人の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?

2022/02/25

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産経新聞社



巨人の歴代ベストナイン・二塁手部門

 球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(読売ジャイアンツ・二塁手編)
 

 

千葉茂(ちばしげる)


投打:右投右打
身長/体重:167センチ/64キロ
生年月日:1919年5月10日
経歴:松山商
○ベストナイン:7回(1947-53年)
○オールスターゲーム出場:5回(1951-55年)
 
 球団の黎明期を支え、黄金時代を築いた名選手。1938年春に入団し、39年には打率.305、リーグトップの出塁率.420(当時最高出塁率の連盟表彰なし)をマークするなどチームの主軸を担った。41年シーズン終了後に兵役のためチームを離れたが、戦後の1946年に復帰。不動の正二塁手として変わらぬ存在感を発揮し、翌47年から7年連続ベストナインを受賞。特にキャリア晩年を迎えていた53年には、2番打者として自己最高の打率.320、80 打点を挙げ、3年連続日本一の原動力となった。また、優れた選球眼でリーグ最多四球は4度を数え、シーズン100四球(1950年、105個)も記録した。

 通算成績は、1512試合出場、打率.284、1605安打、96本塁打、691打点、155盗塁となっている。

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