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西武の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、ライオンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/02/19

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産経新聞社



 球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(埼玉西武ライオンズ・一塁手編)
 

 

土井正博(どいまさひろ)


投打:右投右打
身長/体重:181センチ/81キロ
生年月日:1943年12月8日
経歴:大鉄高
◯本塁打王:1回(1975年)
◯ベストナイン:1回(1978年)※指名打者(DH)部門での受賞。
◯オールスターゲーム出場:5回(1975-80年)
※西武(太平洋・クラウン)在籍時のみ。近鉄時代にベストナイン2回受賞。オールスター10回出場。
 
 近鉄時代には打撃タイトルに恵まれず、“無冠の帝王”とも呼ばれた土井。1974年オフに太平洋(現西武)へトレード移籍となると、初年度から「4番・一塁」を主戦場に34本塁打をマーク。本塁打王のタイトルを手にした。同球団では一塁、左翼、指名打者(DH)と様々なポジションで起用され、6年連続20本塁打以上をマーク。長距離砲としてキャリア晩年まで打線の中核を担った。

 チーム在籍時の通算成績は、805試合出場、打率.269、738安打、160本塁打、440打点、14盗塁となっている。

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