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西武、左腕ディートリック・エンスの入団を発表 データから見る特徴は? 速球系が軸のフライボールピッチャー

2021/11/22

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 埼玉西武ライオンズは22日、ディートリック・エンス投手の入団が決定したと発表した。背番号は「75」となる。
 

 
 エンスは、アメリカ合衆国出身の30歳。身長185センチ、体重97キロ、左投左打の投手だ。リンカーンウェイイースト高、セントラル・ミシガン大を経て、2012年MLBドラフト19巡目(全体607位)でニューヨーク・ヤンキースに指名され入団。17年にミネソタ・ツインズでメジャーデビューを果たした。

 今季はタンパベイ・レイズで自己最多の9試合に登板し、2勝0敗2セーブ1ホールド。先発登板はないものの、22回1/3を投げて、奪三振25(奪三振率10.07)、被打率.207、WHIP1.03と優れた指標を残した。
 
 米公式サイト『MLB.com』のデータページ『baseball savant』によると、球種はフォーシーム(58.6%)とカッター(36.9%)が投球のほとんどの割合を占める。そのほかチェンジアップ(2.5%)、カーブ(1.9%)も持ち球としてはあるようだ。
 
 また、GO/AO(ゴロアウト/フライアウト)が0.43とアウトの多くがフライなのも特徴。その傾向はマイナー通算739イニングでGO/AO:0.85の数字からも見て取れ、フライボールピッチャーであると言えそうだ。
 
 
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