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阪神の成績に大きく影響。マートン、バース、グリーンウェル……明暗分かれる外国人選手

昨年は助っ人4選手の大活躍でリーグ優勝した阪神だが、今年はマートン・ゴメスの野手陣が結果を出せず、V逸の要因にもなった。シーズンを終えて、セリーグのシーズン安打数記録保持者のマートンの退団が決定的に。優勝時は必ずと言ってもいいほど、外国人選手がチームの勝利に貢献した。一方で成績低迷時には「バースの再来」といわれながらも期待を裏切った外国人選手が多い。

2015/10/18

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阪神優勝時に外国人選手が活躍

 打の外国人選手がバースなら投の最優秀外国人選手はジーン・バッキーだろう。
 62年途中に入団すると猛特訓で制球難を克服し主戦投手へと成長。64年には29勝9敗、防御率1.89の好成績で球団史上2度目のリーグ優勝の原動力となり沢村賞も受賞した。外国人選手の沢村賞受賞は現在でもこの年のバッキーのみだ。68年に巨人戦での乱闘で親指を骨折し、それ以降は1勝もあげられなかった。通算100勝はスタンカ(元南海)と並び米国出身者では1位タイ。

62年入団 251試合100勝80敗 825K/442BB 防御率2.34

【その他の主な当たり外国人選手】
マウロ・ゴメス 286試合 打率.277 43本塁打 181打点(14~)
来日1年目から打点王を獲得。今季は成績こそ落としたものの4番を中心に全試合出場。

呉昇桓 127試合 4勝7敗80S 防御率2.25 (14~)
「石直球」を武器に2年連続セーブ王。韓国時代の通算277セーブはKBO最多記録。

ランディ・メッセンジャー 171試合 61勝54敗 防御率3.05 (10~)
4年続けた二桁勝利は途切れたが今季も先発の柱として活躍。13,14年奪三振王。

アンディ・シーツ 682試合 打率.289 95本塁打 374打点(03~07年)
広島でも活躍して阪神へ。シャープな打撃に3年連続ゴールデングラブの一塁守備。引退後は駐米スカウトとしても活躍した。

ジェフ・ウィリアムス 371試合 16勝17敗47S 防御率2.20 (03~09年)
クロスファイヤーとスライダーを武器にJFKの一因として活躍。性格も良くチームメイトからも愛された。

ジョージ・アリアス 639試合 打率.259 161本塁打 436打点(00~04,06年)
02年に阪神入団後3年連続オールスター出場。優勝の03年には38本、107打点で応援歌通り救世主に。

トーマス・オマリー 742試合 打率.315 123本塁打 488打点(91~96年)
92年にパチョレックと共に90年代唯一のAクラスの原動力に。93年首位打者、ヤクルト移籍の95年にはMVP獲得。

セシル・フィルダー 106試合 打率.302 38本塁打 81打点(89年)
日本では終盤の怪我で本塁打王逃がすも、メジャー復帰後に2年連続本塁打王、3年連続打点王。

マット・キーオ 107試合 45勝44敗 防御率3.73 (87~90年)
来日1年目から開幕投手を務め3年連続二桁勝利。低迷期阪神のエース。

マイク・ラインバック 565試合 打率.296 94本塁打 324打点(76~80年)
江川卓のデビュー戦での逆転3ランで有名。79年にはファン投票でオールスター選出&ベスト9。

ウィリー・カークランド 703試合 打率.246 126本塁打 304打点(68~73年)
長打不足のチームの数少ない大砲として活躍。爪楊枝を咥えてプレーする姿からついたあだ名は「モンジロー」。

マイク・ソロムコ 622試合 打率.250 92本塁打 274打点(60~65年)
阪神初の白人系選手。入団から4年連続二桁本塁打の活躍で5・6番打者としてチームを支えた。

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