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パドレス、クルーバーに熱視線 ベテランを柱にチーム再建へ、同地区ドジャースと獲得競争か

2018/12/27

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 ナショナル・リーグ西地区サンディエゴ・パドレスが、クリーブランド・インディアンスのコーリー・クルーバー投手をトレードで獲得する可能性が浮上した。クルーバー獲得には、既に同地区ロサンゼルス・ドジャースが興味を示していることが報じられている。米公式サイト『MLB.com』が26日(日本時間27日)、伝えた。
 
 同サイトによるとパドレスは、インディアンスとクルーバーのトレードについて議論した模様。交換相手にはマニュエル・マーゴ外野手、ハンター・レンフロー外野手、オースティン・ヘッジズ捕手らの名前が挙がっているという。
 
 パドレスとインディアンスは、今季7月にもトレードを行った。パドレスは、抑えのブラッド・ハンド投手とアダム・シンバー投手を放出し、インディアンスの若手有望株ランク1位であったフランシスコ・メヒア捕手を獲得。過去にトレード経験のある両チームの関係は良好だとも伝えられている。
 
 クルーバーは32歳の先発右腕で、2011年にメジャーデビューして以来、 スライダーやシンカーなどの変化球と正確無比なコントロールを武器に活躍。2014年と17年には、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。
 
 パドレスは近年、若手選手を中心に再建を進めているが、今季先発投手のチーム最多勝はジョーイ・ルケーシー投手の8勝。再建の柱としてクルーバーが加われば、若手投手にも好影響をもたらすだろう。実際、パドレスは 14日(同15日)に、野手陣の強化として、FAのイアン・キンズラー内野手を獲得するなど、経験豊富なベテランの獲得に前向きな姿勢を見せている。
 
 また、パドレス本拠地のペトコ・パークは本塁打が出にくく、メジャー屈指の投手有利な環境であることで知られており、元々優秀なクルーバーの成績がさらに伸びることも考えられる。
 
 ドジャースとパドレスの2球団から熱視線を受けるクルーバー。パドレスにとって、レンフローら若手野手を放出することは相当な痛みを伴うトレードになりそうだが、クルーバーを獲得できれば投手陣の整備は一気に進むことになりそうだ。