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補強続けるメッツ、「第4の外野手」としてデービス獲得 通算415盗塁の俊足持ち味

2018/12/18

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 ニューヨーク・メッツが、通算415盗塁のラジェイ・デービス外野手とマイナー契約を結んだことを発表した。米公式サイト『MLB.com』が17日(日本時間18日)、報じた。
 

2016年WSでは起死回生弾で勝負強さ発揮

 
 同サイトによると、メッツはデービスとマイナー契約を締結し、来年のスプリングトレーニングに招待することを発表した。
 
 デービスは38歳の外野手。2006年にピッツバーグ・パイレーツでメジャーデビューすると、自慢の瞬足を活かして活躍。近年はレギュラー選手よりもスーパーサブとしての扱いも多かったが、地道に盗塁を積み重ね、今季終了時点で通算415盗塁を記録している。今季所属したクリーブランド・インディアンスでの成績は101試合の出場で打率.224 、1本塁打、6打点、21盗塁。
 
 2016年には、インディアンスでワールドシリーズに出場。第7戦で4-6とリードされた8回裏、シカゴ・カブス守護神のアロルディス・チャップマン投手(現ニューヨーク・ヤンキース)から値千金の同点2ランを放つなど印象に残る活躍もしていた。
 
 メッツはヨニセス・セスペデス外野手やマイケル・コンフォート外野手らが揃う強力外野手陣のテコ入れを目指していた。今回のデービスとの契約はマイナー契約のためレギュラー選手としての構想ではないが、第4の外野手として上手く機能する可能性はありそうだ。
 
 また、メッツは16日(同17日)にフィラデルフィア・フィリーズからフリーエージェント(FA)となっていたウィルソン・ラモス捕手を獲得していた。補強の手を緩めないメッツは、果たしてどのような布陣で開幕を迎えるのだろうか。