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エンゼルス・コワート、マリナーズに移籍で投手挑戦 来季は元同僚・“二刀流対決”なるか

2018/12/11

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高校時代は投手として優れた成績を残す

 
 シアトル・マリナーズは、フリーエージェント(FA)となっていたロサンゼルス・エンゼルスのケイレブ・コワート内野手を獲得した。来季は投手としてのプレーも試される見込みで、また新たな“二刀流”が誕生しそうだ。米メディア『ESPN』が10日(日本時間11日)、報じた。
 
 同メディアによると、マリナーズはコワートを従来の内野手としてだけではなく、来年のスプリングトレーニングで、投手との二刀流選手として過ごさせると主張。マリナーズのジェリー・ディポートGMは、2012年シーズンから2015年途中までエンゼルスのGMを務めており、コワートの能力を知っていたことも影響したとみられている。
 
 今季、内野手としてプレーしたコワートは、47試合の出場で、打率.134、1本塁打、10打点と打撃成績は優れなかった。しかし、一塁手のアルバート・プホルス内野手が手術のため離脱してからは、一塁のバックアップも務めるなど、守備固めとして内野4ポジションをこなし、ユーティリティとして大きく貢献していた。
 
 投手としてのコワートは、メジャーはおろか、マイナーでの登板経験もない。しかし、高校時代は投手として、10勝1敗、防御率1.05と優秀な成績を残していた。ドラフト時には、既に二刀流選手としてのポテンシャルが注目されていたこともあり、満を持しての投手挑戦となる。
 
 マリナーズとエンゼルスは、ともにアメリカン・リーグ西地区に属しており、対戦する機会も多い。来季は打者としてプレーする大谷翔平投手と、投手コワートの元同僚・二刀流対決が実現する可能性もある。
 
 また、野手が投手へ挑戦するケースは、シカゴ・ホワイトソックスのマット・デビッドソン内野手など、大谷のメジャー挑戦後増加している。来季は、野手による“投手顔負け”の投球が、各地でみられるかもしれない。