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元プロアメフト選手ティーボウ、来季開幕3Aスタート メッツGMがメジャー昇格の可能性示唆

2018/12/07

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Getty Images



 元プロアメリカンフットボール選手で、ニューヨーク・メッツ傘下2Aビンガムトン・ランブルポニーズに在籍しているティム・ティーボウ外野手が、来季3Aシラキュース・メッツで開幕を迎える。活躍できれば、来季中にメジャー昇格を果たす可能性も出てきた。米メディア『Sports Illustrated』が6日(日本時間7日)、伝えている。
 
 同メディアによると、メッツの新GMであるブロディ・バンワゲネン氏は、ティーボウを来季3Aで開幕を迎えさせると語り、「もしティーボウが3Aでベストな打撃力をもつ選手ならば、メジャーのラインナップに名を連ねるだろう」とメジャー昇格の可能性を示唆。客寄せのためにメジャー昇格をさせることはないが、故障者が出れば考慮されるとした。
 
 ティーボウは2016年に突如プロアメリカンフットボールからプロ野球に転向することを発表。同年9月にメッツとマイナー契約を結び、ルーキーリーグからプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせていた。
 
 今季は2Aビンガムトンでプレー。今季の成績は84試合に出場し、打率.273、6本塁打、36打点だった。レフトの守備には59試合468イニングで就き、打率も昨季1Aで記録した.226から大きく向上。年々プロ野球選手として成長していることがわかる。
 
 メッツの外野手陣は、ヨエニス・セスペデス外野手やマイケル・コンフォート外野手が、強打で鳴らしているが、両選手とも故障歴がある。特にセスペデスは、昨季81試合、今季は38試合の出場にとどまった。そのため故障者が出れば、ティーボウにも昇格のチャンスが回ってくる可能性はある。
 
 メッツは1日(同2日)に、トレードでロビンソン・カノー内野手、エドウィン・ディアズ投手を獲得するなど球界のスター選手を集めた。来季、ティーボウがメジャー昇格を果たせば、スター軍団に新たなビッグネームが刻まれることになりそうだ。