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レッドソックス、イオバルディと4年76億で再契約 世界一立役者がチーム残留に

2018/12/07

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レッドソックスが今季のヒーローを取り戻す

 
 ボストン・レッドソックスは6日(日本時間7日)、ネイサン・イオバルディ投手と4年契約を結んだと発表した。イオバルディは、今季タンパベイ・レイズから移籍し、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となっていた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、イオバルディはレッドソックスと4年6800万ドル(約76億円)の契約で合意。ニューヨーク・ヤンキースやフィラデルフィア・フィリーズら複数球団から注目されていたが、遂に残留を決めた。
 
 29歳のイオバルディは、100マイル(約161キロ)近い直球を武器とする投手。2016年に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、昨季は登板なし。今季は開幕前に右肘関節遊離体の手術を受けて出遅れたが、5月30日のオークランド・アスレチックス戦で約1年半ぶりの登板を果たすと、レッドソックス移籍後も好調を維持した。今季の成績は、22試合の登板で、6勝7敗、101奪三振、防御率3.81としている。
 
 また、今季はポストシーズンで大活躍。2先発を含む6試合に登板し、防御率は圧巻の1.61をマークした。ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第3戦では延長12回から9番手として登板。延長18回、マックス・マンシー内野手にサヨナラ本塁打を放たれるまで、6回を1失点に抑える気迫の投球を見せ、ファンの心をガッチリ掴んだ。
 
 レッドソックス残留を決めたイオバルディ。来季は2年連続の世界制覇に向け、開幕からチームを支える。