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マリナーズ、若返りへ「カノー放出案」が話題に 古巣ヤンキース復帰の可能性も

2018/11/27

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■実現なら相手は“不良債権”エルズベリーか
 
 シアトル・マリナーズが、ロビンソン・カノー内野手のトレードを画策していることが分かった。米メディア『CBSスポーツ』が26日(日本時間27日)、伝えている。
 
 メジャーを代表する二塁手、カノーにトレードの可能性が浮上している。
 
 マリナーズは今季11勝を挙げたジェームズ・パクストン投手や20本塁打を放ったマイク・ズニーノ捕手を放出し、若手有望選手を獲得するなどしている。そのため36歳のカノーもチーム若返りのため放出される可能性が高まってきている。
 
 同サイトによると、カノーのトレード先の候補には複数の球団が挙がっており、中には古巣のニューヨーク・ヤンキースも含まれている。そして、ヤンキースとのトレードになった場合については「マリナーズに放出するのはジャコビー・エルズベリー外野手だ」とも報じている。
 
 エルズベリーはかつてトリプルスリーを達成するなど活躍をみせたが、2013年オフにヤンキースと7年1億5300万ドル(約170億円)の大型契約を結んでから成績が下降。今季は怪我もあり、メジャーでの出場なしと年棒と成績が釣り合わない“不良債権”としても名高い選手の1人だ。外野手陣が豊富なヤンキースにとっては放出したい選手とも言えるだろう。
 
 ヤンキースにはロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手と新人王を争ったミゲル・アンドゥーハー内野手やグレイバー・トーレス内野手がいるためトレードの可能性は高いと言えないが、もし実現すれば2013年以来5年ぶりの古巣復帰となる。
 
 カノーは今季80試合の出場で打率.303、10本塁打、50打点。5月に右手小指を骨折すると、同月に禁止薬物使用が発覚し80試合の出場停止となるなど苦難のシーズンだったが、個人成績としては悪くなかった。それでも、このところのチームの「再建」の動きが活発化したことで、来季からは違うユニホームを着ることになるかもしれない。



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