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【MLB】田中の炎上に指揮官も「全く予想していなかった」

2017/04/03

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が2日にシーズンの開幕戦となる、タンパベイ・レイズ戦に先発登板。3回を持たずに7失点を喫し、敗戦投手となった。
 
 オープン戦では歴史的な好投を披露し、23回2/3をわずか1自責点に抑え、今季の活躍が大いに期待されていたが、開幕戦では2回2/3を投げ、8安打7失点2本塁打と、最悪のスタートとなってしまった。
 
 田中は3年連続のヤンキースの開幕投手となったが、これで3試合とも敗戦。ヤンキースも開幕戦を6年連続で落とし、球団ワースト記録となっている。
 
 米スポーツチャンネルの『ESPN』によると、ヤンキースの開幕投手で3回に満たずに7失点以上を喫したのは、1973年のメル・ストットルマイヤー以来、初めてとなり、ある意味歴史に名を刻んでしまった投球となった。
 
 田中とバッテリーを組んだサンチェスは、田中について「いつもの田中のように鋭くなかった」とし、「制球も投げる場所も良くなかったね」とコメントした。
 
 また、ジラルディ監督も「全く予想していなかった。今日は制球に苦しんでいたようだね」と制球の悪さについて指摘。「スプリットが良くなかったと思う。2〜3球はいつもの曲がりをして、相手も空振りをしていたが」とした。
 
 田中の次回の登板は土曜日のボルティモア・オリオールズ戦の予定である。名誉挽回となるか注目の登板になるだろう。