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【高校野球】1970年も乱打戦、45年ぶりに夏を制した東海大相模

第97回全国高等学校野球選手権大会は神奈川県代表の東海大相模が、宮城県代表の仙台育英を10-6で下し、夏は1970年以来45年ぶり2度目の優勝を果たした。

2015/08/20

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決勝を戦った選手たちは?

 原辰徳は東海大を経て巨人に入り中軸打者に。引退後は巨人の監督として優勝7回、大監督への道を歩みつつある。
 津末英明は、原とともに東海大に進学。日本ハム、巨人で勝負強い打者として活躍。引退後は指導者を経て巨人フロント入りを果たした。村中秀人は東海大に進学後外野手に転向。プロには進まずプリンスホテルなどでプレーの後、母校東海大相模の監督となる。今は系列の東海大甲府の監督として、今夏の甲子園に駒を進めている。

 杉村繁はヤクルトに進み、中西太二世と期待されたが現役選手としては大成しなかったが、引退後は青木宣親、山田哲人などを育てる名指導者の1人だ。
 筑川利希也は、プロ入りせず東海大からHondaに進み、社会人のエースとして活躍。一二三慎太は外野手に転向し、阪神でプレーしている。

今大会は、9回の集中打で頂点に

 東海大相模は、21世紀に入って他にも川端崇義(オリックス)、市川友也(日本ハム)、大田泰士、菅野智也(ともに巨人)、田中広輔(広島)などプロで活躍する選手を次々と輩出しているが、なぜか有望選手がいる年は、甲子園に出場できないジンクスがあった。上記5名の場合は、田中が春に出場したのみで、他の選手は甲子園の土を踏めていないのだ。

 今年は大会屈指の左腕投手小笠原慎之介を擁して、聖光学院を6-1、遊学館を11-2、花咲徳栄を4-3、関東一を10-3と破り、決勝の舞台に立った。
 試合は序盤から東海大相模が得点を重ねるも、仙台育英も粘りを見せて、点の取り合いになった。6回に仙台育英に追いつかれたが、9回に東海大相模が一挙に4点を奪い、10-6で夏2度目の頂点に輝いた。

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